高岡市医師会報掲載

第15回 体圧分散寝具の使い方

 褥創は骨の出っ張った部位が長時間圧迫されることで組織血流が途絶してできる創傷です。寝たきりの方で体位変換が充分行われないときによくみられることから、床ずれと…

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第14回 褥創におけるズレ・摩擦・浸軟とは何か

 寝たきりの方の仙骨部などにできる褥創(床ずれ)は、持続的な圧迫が骨の飛び出たところにかかってできる皮膚おおび皮下組織の障害です。この組織障害による皮膚潰瘍で…

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第13回 酵素による化学的デブリードメント

壊死組織は異物である  創傷急性期には組織壊死が進行し、壊死組織(痂皮)として創面に残ります。以前は創面を乾燥させて、痂皮を早く作ることは治療の目的と考えられ…

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第09回 感染した褥創の局所療法

 褥創を含め創感染がおこった場合は、まず「閉鎖空間での感染拡大を避ける(開放化)」ことと「壊死組織(異物)を除去する」ことが大切です。ではこの原則を実際の褥創…

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第08回 褥創発症期壊死組織のデブリードメント

  褥創の発症期には、皮下組織が壊死していても皮膚はまだ生き残っている可能性がある点については、前回書きました。しかし、この状況での治療が奏効せず皮膚も壊死に…

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第07回 褥創の発症原理

  寝たきりの方にできる褥創(床ずれ)は、一度発症すると大変厄介で治りにくいものです。褥創は看護や介護の責任と考えられ、医療の関与はあまり積極的には行われない…

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第06回 痛みの無い擦過傷の治療

  転んだりぶつけたりしたときにできる擦過傷。浅い傷は本当に痛いものです。この擦過傷の治療について最新の閉鎖性ドレッシング材を用いた方法を御紹介いたします。 …