高岡市医師会報掲載

第34回 食のユニバーサルデザイン=楽食で栄養改善

 高齢者や障害を持つ方でも使いやすい住居などは、バリアフリー住宅と言われています。排泄におけるバリアフリー化も進みつつあります。そして道具においても、障害のあ…

高岡市医師会報掲載

第33回 再発褥創が難治なわけ

 傷はその深さによって治り方が違います。以前解説しましたが、傷が治るときの必要条件である表皮化のおこり方が違うのです。今回はその表皮化の違いを復習するとともに…

高岡市医師会報掲載

第32回 褥創周囲皮膚障害

 仙骨尾骨部は褥創が一番発症するところですが、ここは便や尿などで汚染されやすい場所でもあります。そのため褥創周囲皮膚が浸軟したり(ふやけ)、ビランになったり、…

北日本新聞掲載

うつ病対策は人に優しい会社作り

 今や自殺者は一日八百三十人(交通事故死の約三倍)に達し、死亡する国民のうち三十人に一人が自殺者という重大な事態になっています。しかも三十代後半から五十代がピ…

高岡市医師会報掲載

第31回 在宅褥創(医療)の危機

 病院での入院期間短縮は今後さらに進んでいくようです。褥創のように治療に長期間を要する方を在宅で治療しなければならない例は今後増加が考えられます。 では病院で…

北日本新聞掲載

糖尿病でありがとう

 「糖尿病になると人生真っ暗。人生の楽しみ全てをあきらめ、仙人のような生活になる」と思っていませんか。糖尿病になるとしなければいけないことは、三食しっかり食べ…

高岡市医師会報掲載

第29回 ベッド上での食事と褥創

 1日中ベッド上で生活される、いわゆる日常生活自立度Cにランクされる方では、食事はベッド上で摂ることが多いようです。しかしベッド上での食事は実は褥創の発症にと…

高岡市医師会報掲載

第28回 糖尿病と創傷治癒

 糖尿病は体にインスリンが足りなくなる病態ですが、創傷にはどのような影響があるのでしょうか。今回は創傷治癒と糖尿病の関係について検討してみます。 インスリン欠…